ハイレスポンスメカボ、その組込み手順をORGAの作業写真つきで紹介します。J-Armament製のメカボックスを使い、軸受けやシリンダー周りを組み込む流れです。また、使用パーツとグリスの選び方も整理しました。
ハイレスポンスメカボの要点まとめ
- J-Armament製ハイレスポンスメカボックスVer.2は、スイッチ・配線・トリガーなどが初めから付属
- ハイレスポンスメカボは、マイクロスイッチを採用し、トリガーレスポンスが向上
- 軸受けは8mmタイプのORGA SUS420を、接着してから組み込む
- ギアは18:1の強化ギア、グリスはギア用とシリンダー用を使い分ける
- スプリングはM80相当が入っており、バレルに合わせて交換する
ORGA V2 組込済 ハイレスポンス メカボックス 組込み
今回はORGA V2 組込済 ハイレスポンス メカボックスの組込みの様子をご紹介させて頂きます。
多くのサバゲーユーザーから支持されているJ-Armament製 ハイレスポンスメカボックスVer2を使用し内部パーツを組込み、既存メカボックスと入れ替えるだけで高次元のレスポンス化が可能となります。
手間を掛けずにチューンが可能な便利なメカボックスです。
ORGA V2 組込済 ハイレスポンス メカボックス はこちら
使用するメカボはJ-ARMAMENT ハイレスポンスメカボックス Ver.2です。
このメカボの利点は初めからスイッチ&配線、トリガー、カットオフレバー、セレクタープレート、スプリングガイドなどが付属している点です。
通常のメカボックスはパーツ類は付属していないので全て揃えると結構な金額が掛かりコストパフォーマンスに優れています。
何よりスイッチにマイクロスイッチが採用され通常のメカボックスに比べトリガーレスポンスが格段に向上しています。
と言う訳で今回はリア配線タイプでのご紹介となります。
ハイレスポンスメカボは、必要なパーツが初めから付属します。そのため、一つずつ揃える手間を減らせます。
ORGA V2 組込済 ハイレスポンス メカボックス 組込作業
まずはチャンバーをハメてキツくないかチェックします。
キツい場合はリューターで軽く削ります。
これは丸ヤスリでも出来ます!
チャンバーが固い場合は、リューターか丸ヤスリで少しずつ削ります。そのため、先に擦り合わせを済ませると、後の組込みが楽になります。
チャンバーを差し込む部分の擦り合わせ完了です。
擦り合わせの後は、チャンバーが無理なく入るか再確認します。ただし、削りすぎるとガタつきの原因になります。
ハイレスポンスメカボの分解手順
次にメカボを開けます。
左側にはスイッチ&配線、カットオフレバーなどが組込んであります。
分解は、トリガー、カットオフレバーとスイッチ、セレクタープレートの順です。また、外した部品は、並べて置くと戻しやすくなります。
右側にはトリガーが組込まれています。
メカボ内の組込み済パーツ類もアフターパーツとしてラインナップされています。
J-ARMAMENTハイレスポンスメカボパーツ はこちら
まずはトリガー部分を外します。
引っ張れば抜けます!
カットオフレバーとスイッチも外します。
カットオフレバーは固定ネジを外してから取り出します。
スイッチは配線を外していき上に引っ張れば外れます。
スイッチは、配線を外してから上に引き抜きます。ただし、無理に引っ張ると配線を傷めるため、慎重に作業してください。
カットオフレバーを外したらセレクタープレートも外すのですがセイフティーパーツ部を細いマイナスドライバーで浮かせながらスライドさせると簡単に外せます。
ハイレスポンスメカボの軸受けを組み込む

メカボの両側パーツを外し終えたら軸受けの組込みです。
軸受けは8mmタイプですのでORGA SUS420 8mm軸受けを使用します。
組込み方法ですがORGAでは使っていないスパーギアを利用しています。
ギアに軸受けをはめ込みます。
軸受けは、ORGA SUS420 8mm軸受けを使います。また、使っていないスパーギアに軸受けをはめると、押し込みやすくなります。
この様に軸受けをメカボに押し込みます。
この時に奥まで押し込めればOKですがキツく入らない場合はメカボの穴を広げます。
丸ヤスリを使い少しづつ削りながら当たりをみます。
この時に削り過ぎて軸受けがガタガタにならない様に注意して下さい。
穴が固い場合は、丸ヤスリで少しずつ削ります。ただし、削りすぎると軸受けがガタつくため、当たりを見ながら進めます。
軸受けを接着して固定する
この様に全て押し込めました。
次は軸受けを一旦外し接着を行います。
キチンと接着されていないと駆動の振動でメカボと軸受けの間でずれが発生し最悪は破損に繋がります。
接着剤ですがORGAではScotch PREMIER GOLD スーパー多用途2という物を使用しております。
耐衝撃性に優れて強力な接着剤であればこれに限らず大丈夫です。
瞬間接着剤は衝撃に弱く外れてしまう事があるのでお勧め出来ません。
接着剤は、耐衝撃性に優れた強力なタイプを選びます。例えば、ORGAでは、Scotch PREMIER GOLD スーパー多用途2を使っています。一方、瞬間接着剤は衝撃に弱く、外れることがあります。
一旦外した軸受けを使用していないスパーギアにハメ込み接着剤を塗ります。
奥までしっかり押し込み、念の為ポンチ等で叩き確実に押し込みます。
この時に水平に入ってるかもしっかりチェックして下さい。
はみ出した接着剤は綺麗にふき取ります。
ある程度乾いたらパーツクリーナー等でふき取っても綺麗になります。
このタイプの接着剤は乾くまで時間が掛かるのでこの状態で乾くまで放置します。
接着剤は、乾くまで時間がかかります。そのため、乾燥を待ってから、次の作業に進んでください。
ギア・セクターチップ・シム調整
軸受けの接着材が乾いたら組込み再開です。
使用しているギアはJ-Armament製 18:1の強化ギアセットです。
BIG-OUT製セクターチップも給弾不良対策の為に組込みます。
ギアは、18:1の強化ギアセットです。また、BIG-OUT製セクターチップを組み込み、給弾不良対策にします。
そしてシム調整作業です。
スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
シム調整のコツはYouTubeにて動画をUPしておりますのでこちらよりご覧ください。
シム調整の動画は、ORGAのYouTubeチャンネルで公開されています。そのため、文章で分かりにくい場合は、動画も参考にしてください。
【プロの技】 シム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!ORGAチャンネル
ハイレスポンスメカボのグリスアップ
次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO’Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。
高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。
方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。
中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、
そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗り延ばしましょう。
その他、シリンダー内にこのグリスが入り込むとピストンヘッドの滑りが悪くなり初速低下に繋がります。
グリスは、量と場所が大切です。ギアにはビスタックを少量だけ使い、シリンダー内にはシリコーングリスを薄く塗ります。ただし、ギア用のグリスがシリンダー内に入ると、初速低下につながります。
シリンダー周りの組込み
シリンダーはJ-ARMAMENT製 アルミ FULLシリンダーを使用します。
そしてシリンダーヘッドはJ-ARMAMENT製 シリンダーヘッド Ver.2用を使用します。
シリンダーヘッドをシリンダーに組み込んだらシリンダー内とノズル差し込み口にグリスアップを行います。
いずれもグリスを薄く塗り延ばし余分なグリスはふき取ります。
ORGAではWAKO’Sシリコーングリスを使用しています。
ピストンも耐久性向上の為にJ-Armament製14歯メタルTeethピストンを使用します。
ピストンヘッドはJ-ARMAMENT製 メタルピストンヘッドです。
ピストンヘッドの固定ネジには、ネジロックを使います。また、ピストンは14歯のメタルTeethタイプです。そのため、耐久性を高められます。
ピストンヘッドをピストンに組込むのですがピストンヘッドの固定ネジにネジロックを塗ります。
これで駆動中の振動でピストンヘッドが外れる事を防ぎます。
タペットプレートはマルイ純正A2タペットプレートとノズルのセットを使用します。
シリンダー周りは、ヘッド、ピストン、ピストンヘッド、タペットプレートの順にまとまります。そのため、完成形を先に確認しておくと安心です。
これらのパーツを組上げシリンダー周りは完成です。
逆転防止ラッチとスプリングの組込み
最後のパーツ、逆転防止ラッチですがこれはSHS製 逆転防止ラッチ Ver.2/3用を使用します。
ギアの軸やタペットプレートレールやピストンレール部などもグリスアップを行いメカボにパーツ類を組んでいきます。
スプリングですがご使用のバレル等により丁度良いスプリングは様々です。
ORGAでは駆動確認用としましてM80相当のスプリングを入れてお送りしておりますのでお客様にてスプリング交換を行って下さい。
M80相当のスプリングは、駆動確認用です。そのため、バレルや狙う初速に合わせて、お客様自身で交換してください。
これでORGA V2 組込済 ハイレスポンス メカボックスは組込み作業は終了です。
作業完了後グリップやモーターを付けて駆動テストを行って作業は終了となります。
この様に使用しているパーツ類は全てORGAにて販売しておりますので必要な方はパーツだけでもご購入可能です。
この組込み済メカボは性能も価格も胸を張ってお勧め出来る商品です!
是非一度お試し下さい。
ハイレスポンスメカボの使用パーツ一覧
今回の組込みで使ったパーツを、表にまとめました。なお、内容は本文で紹介したものです。
| 部位 | 使用パーツ | 補足 |
|---|---|---|
| メカボックス | J-ARMAMENT ハイレスポンスメカボックス Ver.2 | スイッチ・配線・トリガーなどが付属 |
| 軸受け | ORGA SUS420 8mm軸受け | 8mmタイプ |
| ギア | J-Armament製 18:1の強化ギアセット | — |
| セクターチップ | BIG-OUT製 | 給弾不良対策 |
| シリンダー | J-ARMAMENT製 アルミ FULLシリンダー | — |
| シリンダーヘッド | J-ARMAMENT製 シリンダーヘッド Ver.2用 | — |
| ピストン | J-Armament製14歯メタルTeethピストン | 耐久性向上のため |
| ピストンヘッド | J-ARMAMENT製 メタルピストンヘッド | 固定ネジにネジロック |
| タペットプレート | マルイ純正A2タペットプレートとノズルのセット | — |
| 逆転防止ラッチ | SHS製 逆転防止ラッチ Ver.2/3用 | — |
| グリス | WAKO’Sビスタック/WAKO’Sシリコーングリス | ギア用/シリンダー用 |
| 接着剤 | Scotch PREMIER GOLD スーパー多用途2 | 軸受けの接着 |
| スプリング | M80相当 | 駆動確認用 |
ハイレスポンスメカボに関するよくある質問(Q&A)
Q. ハイレスポンスメカボとは何ですか?
初めからスイッチ、配線、トリガー、カットオフレバーなどが付属したメカボックスです。また、マイクロスイッチを採用しています。
Q. ハイレスポンスメカボの利点は何ですか?
必要なパーツが付属するため、コストパフォーマンスに優れます。さらに、トリガーレスポンスが向上します。
Q. 軸受けは何を使いますか?
ORGA SUS420 8mm軸受けを使います。また、メカボの穴が固いときは、丸ヤスリで少しずつ広げます。
Q. 接着剤は何を使いますか?
ORGAでは、Scotch PREMIER GOLD スーパー多用途2を使います。ただし、瞬間接着剤は衝撃に弱いため、お勧めできません。
Q. ハイレスポンスメカボのグリスは何を使い分けますか?
ギアには、WAKO’Sビスタックを使います。一方、シリンダー内には、WAKO’Sシリコーングリスを使います。
Q. シムの隙間の目安はどのくらいですか?
スパーのクリアランスは、0.05~0.1mm程度です。また、セクターとベベルは、0.05~0.2mm程度が目安です。
Q. スプリングはどう選べばよいですか?
駆動確認用に、M80相当が入っています。そのため、バレルなどに合わせて交換してください。
Q. ハイレスポンスメカボの組込み後は何をしますか?
グリップとモーターを付けて、駆動テストを行います。そのため、組込み後は、動作を確認してから使用します。





































